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World|月あかりランチ OZ sings, The last fairy tale.

『星影学園』と呼ばれる、異世界にある学園。

そこは『夜』しかない場所で、何時間過ぎても太陽が昇ることはない。

外見は洋風の造りをしたごく普通の学園施設。

購買部や食堂などでは実に様々な品や食材が手に入る為、生活に困ったりすることはない。

この学園には四人の『魔女』がいて、それぞれ『西野』『アズマ』『北山』『ミナミ』と名乗っている。

彼女たちがこの学園の管理をしている様子で、それぞれ購買部、風紀委員、保健室の先生、教師として教師役である晴彦やその教え子たちのサポートをしてくれる。

また、その姿も存在も謎である『理事長』がいるらしいのだが、校内放送などでしか確認出来ないため、実在を確認した者はいない。

ただ過ごすだけならば平和でのんびりとした学園だが、時計の針が12時で重なってから1時までの間だけ、『月影の刻(つきかげのとき)』と呼ばれる危険な時間が発生する。

その時間になると校内を『影』と呼ばれる存在が廊下や階段を徘徊し始め、晴彦やその教え子たちに襲いかかるようになる。

その『月影の刻』を通称『ランチタイム』と呼ぶ。

教室や部屋でおとなしくしていれば襲われることはないのだが、その時間でなければ現れない学校施設があり、そして少女たちの卒業に関わる『秘密』がその場所にある、と晴彦は魔女に示唆される。

つまり晴彦は一般的な授業を続けて少女たちとの親交を深めながら、危険なランチタイムに踏み出して彼女たちの秘密を探り、そして願いを叶えて卒業に導かなければいけないのである。

礼拝堂

教室

廊下

屋内プール

講堂